寳池山 蓮光寺の歴史

『寳池山 蓮光寺』の宗派は浄土真宗(東本願寺・真宗本廟)であり、「名古屋教区東別院」に所属している寺院です。

浄土真宗の開祖は親鸞上人であります。

『寳池山 蓮光寺』は明応7年(1498年)道久法師が本願寺8世「蓮如上人」の教えに共感し浄土真宗に改宗したと言い伝えられています。

当寺院所有の掛け軸『絹本著色二河白道図』(鎌倉時代 13世紀~14世紀)「阿弥陀の世界(あの世)と此岸(この世)を表した掛け軸」は国の重要文化財に指定されており、蓮光寺の歴史の中で最も重要な歴史文化財であります。現在は名古屋市博物館に厳重に保管されています。

正確な資料が無く、慶長19年(1614年)の掛け軸『本願寺12世「教如上人」絵像』の裏書には「蓮光寺」の記載は無く、「寺格(寺院としての格式)」を東本願寺が認めてなかったのではないかと推測されます。

戦前は「田地持ち・地主の蓮光寺」と言われ、当寺院が所有していた田畑を歩いて国鉄蟹江駅(現在のJR関西線・蟹江駅)まで行けたという言い伝えが残っています。

明治24年(1891年) 濃尾地震により本堂が倒壊。
本堂再建は震災後2年で復興したと伝えられています。

社長

1957年(昭和32年)頃の本堂

社長

2005年頃の本堂


社長

2011年頃の本堂

社長

2011年頃の本堂

何度か修繕を行われていましたが、老朽化が激しく倒壊の危険が迫った為、2011年に解体。2014年より本堂再建を開始。2020年完成。玄関等第二期工事が始まります。

社長